マイゲーム・マイライフ(犬山紙子回)を聞いて。
TBSラジオの番組で、『プレイステーション presents ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ』(以下:マイゲーム・マイライフ) というのがある。
その犬山紙子氏が出る回を、通勤電車の帰りに聞いていたのね。
金曜の夕方、帰りの電車は、少し空いていて、席に座ることができた。
ヘッドホンからは、マイゲーム・マイライフ の79回目の話が流れている。
目をつむって、ラジオの声に耳を傾けていた。
この日のゲストの犬山紙子氏は、とても熱心にゲームの話をしている。
ウンウン、わかるわかる、と思って聞いていた。
犬山紙子氏は、マザー2が大好きだという。
(わかるわかる、いいよねマザー2。おれもマザー2好きだよ)
そんな犬山紙子氏は、大人になって、母親になってから、改めてマザー2をプレイしたという。
そして、マザー2に出てくる、マザーのセリフに、自分の母親としての「読み解き」を語るのだけど。
わたしは、うっかり、その言葉を聞いて、涙を流していた。
自分で、自分の涙に「え??」ってなる感じだった。
涙を流すまで、自分が泣くと思ってなかったのだ。
普通、泣く時には、「あ、自分が泣きそう。涙が出そう」というのが先にわかる。
でも、この時は違ったのだ。
先に涙がこぼれた。
その後で「え?おれ泣いているの?」だった。
正直、自分には、子供がいるわけではないし、「わかるわかる」という感想ではなかったのだけど。
犬山紙子氏の言葉によって、初めて、マザー2のマザーの言葉の意味に気づかされたのだけど。
この回を聞いて、とても良かった。
マザー2を好きな人にはぜひ、聞いてほしい。
知らない人にも聞いてほしいし、ゲームが好きな人にも聞いてほしい。
いや、なんだったら、ゲームをプレイしたことない人にだって、聞いてほしい。
そんな回だった。
神回ならぬ、紙回か。
プレイステーション presents ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ | TBSラジオクラウド https://radiocloud.jp/archive/mygame/
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